泉岡馬頭観音

 

小玉川地区泉岡集落にあり、今から四百数十年ほど前に創建された町内で最古の観音。観音は柔和な面相をしているのが普通ですが、馬頭観音は「仏法を守護し、民衆を強引に強化する」という役目を果たすため、いかめしい面相をしています。

 

本堂に安置されている本尊如意観音は、一切の衆生の願いをみたし、苦悩を救ってくれる菩薩とされています。泉岡は三岡三原と呼ばれ水利不便な土地であったことから、開墾に合わせて創建したものと考えられ、今でも村の鎮守として信仰が厚い。